会社を創業した私。
21世紀のお菓子とは、何なのか。
私は会社のコンセプトである『21世紀のお菓子とは』具体的に考えている際に内閣が2005年6月に設立した法律『食育基本法』を知りました。
この『食育基本法』内で下記の様に記載がある。
【21世紀における我が国の発展の為には、子供たちが健全な心と身体をつちかい、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。
子供たちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも『食』が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通して『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができるいんげんを育てる食育を推進することが求められている。もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体をつちかい豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。・・・・・・・続く(長くなるので以下は下記PDFをご参考ください。)】
その中に記載されていたことは、下記の問題が取り上げられていました。
① 「食」を大切にする心の欠如
② 栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加
③ 肥満や生活習慣病(糖尿病など)の増加
④ 過度の痩身志向
⑤ 「食」の安全上の問題の発生
⑥ 「食」の海外への依存
⑦ 伝統ある食文化の喪失
では、栄養の偏りや不規則な食事などによる具体的な影響は何なのか?
私たちの食生活においては、例えば、次のような問題が指摘されています。
① 肥満の増加年代別にみると、30~60歳代の男性の約3割に肥満がみられ、いずれの年齢層においてもその割合は増加しています。肥満は生活習慣病の原因の1つであり、その改善が必要です。
② 過度の痩身志向20歳代の女性の約4人に1人がやせている状況です。過度のダイエットは拒食症の原因にもなりかねません。また、将来の骨粗しょう症の予防のためにも、その改善が必要です。
③ 生活習慣病の増加糖尿病の人を含む「糖尿病が強く疑われる人」と、「糖尿病の可能性が否定できない人」との合計は、平成14年で1,620万人と見込まれ、その数は増加しています。